神戸市東灘区御影中町1丁目8-3

Tel. 078-851-1857

スタッフ募集

予防接種

  1. ホーム
  2. 診療案内
  3. 予防接種

予約が必要ですので、お電話または受付にてお問い合わせください。

種類 接種料
麻しん・風しん混合(MR)ワクチン 9,750円
風しんウイルスワクチン 6,200円
麻しんウイルスワクチン 6,200円
水痘(水ぼうそう)/
帯状疱疹 ワクチン
8,500円
/21,000円×2回
ムンプスウイルスワクチン 6,200円

新型コロナワクチンについて(15歳以上)
(要予約)

令和5年度 秋冬接種について

  • オミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチン(ファイザー製)です。
  • 原則、15歳以上を対象とさせて頂いております。
  • 電話予約または受付窓口で直接予約してください。
  • 接種時間枠など詳細はお知らせをご参照ください。
  • 予約前に必ず要件(接種間隔・接種券など)を自治体ホームページ等でご確認ください。

対象の方

初回(1・2回目)接種を完了して、前回接種から3か月以上が経過した15歳以上の方

※65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する方については接種を受ける努力義務の対象です。

実施期間

令和5年10月4日から令和6年3月31日まで

※終了は前倒しする可能性があります。

風しん予防接種について(成人)

ワクチン接種で自分自身のみならずこれから生まれてくるお子様を風しんから守りましょう!

風疹(ふうしん)ってどんな病気?

風疹ウイルスの感染によって起こる急性熱性発疹症です。潜伏期間は2~3週間で、主な症状として発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが認められます。
風疹ウイルスは、感染者の咽頭から排出されて、飛沫感染しますが、発疹の出る1週間前から、発疹が出た1週間くらいまでは感染力があるといわれています。しかし、感染力は飛沫核感染(空気感染)する麻しんや水痘に比べれば弱いと言えます。
症状は比較的弱く、予後は一般的に良好ですが、血小板減少性紫斑病、脳炎などの合併症が1/2,000人~1/5,000人の頻度で発生することがあり、軽視できない病気です。大人が感染すると、その症状は乳幼児に比べて一般に重く、高熱が持続したり、関節痛の頻度が高いと言われています。
特に、妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、胎児も風疹ウイルスに感染し、出生児が難聴、先天性心疾患、白内障、精神運動発達遅滞などのいわゆる先天性風疹症候群を発症する可能性が高いことが知られています。

風しん 第5期定期予防接種(成人)

抗体検査・予防接種が原則無料で全国どこの医療機関でも受けることができます

成人が風しんウイルスに感染すると、その症状は乳幼児に比べて一般に重く、高熱が持続したり、関節痛の頻度が高いと言われています。血小板減少性紫斑病、脳炎など重篤な合併症も起こり得ます。
特に、妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、胎児も風疹ウイルスに感染し、出生児が難聴、先天性心疾患、白内障、精神運動発達遅滞などのいわゆる先天性風しん症候群を発症する可能性が高いことが知られています。

平成30年に大都市圏を中心とした風しんの発生状況を踏まえ、今般、予防接種法が改正され、今後3年間(令和4年3月31日まで)で風しんの公的接種を受ける機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性を対象に、風しんの抗体価が低い方に予防接種を行うこととなりました。

  定期予防接種
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性
  風しん抗体検査 風しん予防接種
対象者 ※(1)のうち過去に風しんにかかったことがある者、抗体検査「陽性」の記録もしくは予防接種を行った記録がある者は対象外 ※(1)のうち風しん抗体検査を受け抗体価が低かった者(検査結果は平成26年4月以降の検査にて陰性であったものが有効)
助成回数 1回 1回
助成額 全額(負担額:無料) 全額(負担額:無料)
実施方法 風しん抗体検査の検査方法及び結果については国の示すとおり MRワクチンを0.5ml皮下接種

令和3年度 風しん 予防接種助成(神戸市独自)

妊娠初期の女性が風しんに感染した場合、胎児が先天性風しん症候群(心臓病、白内障、聴力障害など)を発症する可能性があります。先天性風しん症候群の発症を防止するためには、妊娠を希望する女性、妊娠中の女性およびそれらの身近な者の感染を予防することが重要です。

神戸市では例年同様、下記対象者に該当する場合、予防接種の費用の一部助成を行っています。

【助成対象者】

接種日現在、神戸市に住民登録があり、かつ、下記の(1)~(3)のいずれかに該当する人

  • (1)風しんの抗体が十分でない妊娠を希望する15歳以上43歳未満の女性
  • (2)(1)の同居者のうち、風しんの抗体が十分でない人
  • (3)風しんの抗体が十分でない妊婦の同居者のうち、風しんの抗体が十分でない人

「風しんの抗体が十分でない」とは、下記の①、または、②に該当する人
① 罹患歴がなく、かつ、予防接種歴がない
② 採血日が平成26年4月1日以降の検査で抗体価が低い

※妊娠中の方は風しんの予防接種を受けることはできません。また、予防接種前1か月、接種後2か月は避妊する必要があります。
※昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性は、風しん第5期定期予防接種対象者に該当の場合、風しんの抗体検査及び予防接種が無料となります。

【助成対象期間】
令和3年4月1日~令和4年3月31日
【助成額】
2,500円
【接種価格】
風しんウイルスワクチン
6,200円
麻しん・風しん混合(MR)ワクチン
9,750円

肺炎球菌ワクチンについて(成人)

インフルエンザワクチンを接種したら、肺炎球菌ワクチンも重要です!

日本呼吸器学会成人肺炎診療ガイドラインでは、インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンはセット(同時期に)接種することを強く推奨しています。

社会の高齢化で、肺炎で亡くなる方が増えています。肺炎は日本の死亡原因の第3位で、亡くなる方の約95%は65歳以上です。肺炎球菌は肺炎の主な原因菌のひとつで、原因菌全体の約4分の1を占めます。強毒であるために重症化しやすいのが特徴です。そのため高齢者、中でも慢性の呼吸器疾患(気管支喘息、COPD、間質性肺炎、気管支拡張症など)、循環器疾患、糖尿病をお持ちの方に、肺炎球菌ワクチンによる予防が推奨されています。

肺炎球菌ワクチンの接種プラン
(PDFが開きます)

肺炎は日本人の死因の第3位

成人用肺炎球菌ワクチンは3種類あります。

2023年4月

ニューモバックス® バクニュバンス®( プレべナー13®(
対象 2歳以上で肺炎球菌による
重篤疾患に罹患する危険性が高い方
高齢者または肺炎球菌による
疾患に罹患するリスクが高いと考えられる成人
65歳以上の成人
含まれる抗原の種類 23種類 15種類 13種類
抗体を作らせる力 比較的弱い 強い 強い
効果の持続 5年間以上 長い 長い
再接種の必要性 2回目まで5年おき 不要(原則、生涯1回のみ) 不要(原則、生涯1回のみ)
公的助成の有無 定期対象者 なし なし
接種価格 任意接種:8,000円
定期接種:4,000円
任意接種: 10,000円 任意接種: 10,000円

バクニュバンス®とプレベナー13®との比較

  • バクニュバンス®はプレベナー13®と共通する13血清型については同等の効果
  • バクニュバンス®はプレベナー13®にさらに追加された22F、33Fの2血清型に関して優位な効果がある
  • バクニュバンス®は血清型3についてもプレベナー13®よりも優位な効果がある

帯状疱疹ワクチンについて(成人)

  • 80歳までに約3人に1人が発症
  • 日本人の成人の90%以上は帯状疱疹の原因ウイルスが体内に潜んでいる
  • 50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち約2割は3か月以上痛みが続く

帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは?

【症状・特徴】

身体の左右どちらかの一部にピリピリとした痛みが現れ、その部分に赤い斑点と水ぶくれが出てきます。痛みは徐々に増していき、ひどい時には夜間の睡眠の妨げになることもあります。症状の多くは上半身にあらわれますが、顔や目、頭などにもあらわれることもあります。
加齢などの免疫力の低下が発症の原因です。特に50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。疲労、ストレス、免疫力が低下する病気(がん・糖尿病など)が原因でなることもあります。

【発症メカニズム】

帯状疱疹は、多くの人が子供の時に感染する水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスが原因で起こります。
水疱瘡が治った後に、ウイルスは体内の神経節に潜んでいて、加齢や過労、ストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活動して、帯状疱疹として発症します。

【帯状疱疹後神経痛】

帯状疱疹を発症すると、皮膚症状だけでなく、神経にも炎症を起こし、痛みがあらわれます。神経の損傷がひどい場合、3か月以上痛みが続くことがあり(1年以上続くこともあります)、帯状疱疹後神経痛とよびます。
50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割が帯状疱疹後神経痛になるといわれています。

帯状疱疹はワクチンによる予防が可能です

やっかいな帯状疱疹後神経痛にならないためには、まず帯状疱疹にならないことが重要です。
ワクチン接種にて帯状疱疹の予防や症状を軽くすることが可能です。
ワクチンには、現在2種類あります。

  水痘ワクチン シングリックス
ワクチンの種類 ・生ワクチン
(生きているウイルスの病原性を弱めたもの)
・不活化ワクチン(病原性を弱めたもの)
・遺伝子組み換え型アジュバンド添加サブユニットワクチン
接種方法・回数 皮下注射 1回 筋肉注射 2回(2か月間隔)
予防効果 50~60% 80~90%
持続期間 約5年~10年 約10年
副反応 接種部位の痛み、腫れ、発赤 接種部位の痛み(78%)、腫れ、発赤
筋肉痛、全身倦怠感
費用 8,500円(税込) 21,000円(税込)×2回
長所 ・接種が1回で済む ・予防効果が高い
・費用が相対的に安い ・内服薬や既往歴に制限がない
短所 ・予防効果が低い ・2回接種が必要で費用が高い
・持続期間が比較的短い ・副反応が出やすい
・抗がん剤やステロイド投与中などの免疫低下時には接種できない ・使用年数(実績)が短い(2018年承認)

対象年齢:50歳以上

インフルエンザワクチン
【期間:2023年10月2日から2024年1月31日まで】

1. 高齢者インフルエンザ予防接種

【対象者】
神戸市内に居住する65才以上の方
神戸市内に居住する60~64才で身体障害者手帳1級および同程度以上の方
【料金】
1回目:1,500円
2回目の接種ご希望の方は 2,500円

2. 推奨インフルエンザ予防接種

【対象者】
神戸市内に居住する満1歳~64才の方
当院では原則6才以上(小学生以上)を対象にさせて頂いております。
ただし、当院に定期通院されている患者さまのお子様に関しては応相談です。
【接種回数】
1才以上13才未満の方は2回接種
13才以上の方は原則1回接種(希望者は2回接種可能)
【料金】
1回目:
13才以上の方 4,000円
満1才~13才未満の方 500円(2,500円-2,000円(助成))
※小児は神戸市から助成が受けられます。(年によって助成が変動します。)
2回目:
13才以上の方 3,000円(1回目が当院による接種の場合)
満1才~13才未満の方 2,000円(助成対象外の方)
※小児の2回目は神戸市から助成が受けられる場合があります。

※小児の2回目について(神戸市:2023年度)
多子世帯(同一世帯に接種日現在、18歳未満の児童が2人以上いる世帯)は
2回目も2,000円の助成があります⇒ 500円(2,500円-2,000円:助成)

インフルエンザワクチン接種は重症化予防に重要です!

季節性インフルエンザは、ご高齢の方や慢性の病気(特に呼吸器疾患、心臓疾患、腎臓疾患、糖尿病など)に罹患されている患者さまは、インフルエンザにかかると肺炎を合併しやすいのが特徴です。重症化すると死に至るケースもあります。
また、まれですが、主に幼児や小児ではインフルエンザ脳炎・脳症など重篤な状態に陥るケースもあります。

ページの先頭に戻る