神戸市東灘区御影中町1丁目8-3

078-851-1857

神戸で代表的な咳専門クリニック
長引く咳・喘息に対する専門性の高い診療

  1. ホーム

咳嗽がいそう診療のスペシャリストによる
より良い診療をご提供

なかじま内科では、呼吸器・アレルギー疾患(咳喘息・気管支喘息・アレルギー性鼻炎・COPD(慢性閉塞性肺疾患)・睡眠時無呼吸症候群(睡眠障害)など)、特に「長引く咳」・「喘息(ぜんそく)」に対して専門性の高い診療を提供しております。

院長は「長引く咳」の原因のうち最も多い疾患である「咳喘息」を専門としており、「長引く咳」の診断・治療を的確に行い、患者さんのストレスの原因である「長引く咳」からできる限り早く解放されるように努力しております。

治療介入前に聴診や胸部レントゲンを行わずに、
問診のみで治療介入すると、
診断・治療を失敗する可能性がある

咳嗽・喀痰の診療ガイドライン-2025-

当院における咳嗽診療は「咳嗽・喀痰の診療ガイドライン第2版 2025(一般社団法人 日本呼吸器学会 発刊)」に基づいた診療をおこなっております。

同ガイドラインでは「巻頭フローチャート:成人遷延性・慢性咳嗽への対応」として「長引く咳の診療」の最初にまず、医療面接(問診)・身体所見(胸部聴診など)・胸部レントゲン写真などで原因を推定できることが示されています(下記図 赤枠参照)。
当院ではガイドラインに従い(正確な診断・治療へ近づけるように)、可能な限り初診時に①詳細な問診・②胸部聴診・③胸部レントゲン写真、さらに原因疾患が推定された場合にはそれに基づく特異的検査を行ってから、治療介入しております。

当院にて対応できない重大な原因疾患を見つけた場合には、適切な専門病院をご紹介しますので安心して受診ください。

一般社団法人 日本呼吸器学会「咳嗽・喀痰の診療ガイドライン第2版 2025 p.v(巻頭フローチャート② 成人遷延性・慢性咳嗽への対応)より
成人遷延性・慢性咳嗽への対応フロー

咳嗽専門クリニック

開業医になり15年以上が経過しましたが、初心を忘れず患者さんに質の高い診療を提供するため、可能な限り最新の医学技術・知識を追及しており、定期的に講演会や学会で咳に関する講演・発表などの活動を行っております。
またクリニック単独研究あるいは神戸大学医学部附属病院呼吸器内科との共同研究を行い、その成果が認められ、2020年秋~2022年春までに6つの咳や喘息に関する英論文が採択されました。いずれも世界約70カ国、約5,000誌以上の文献を検索できる、医学・生物学文献データベースのPubMedに登録されています。

最近の研究論文はこちら

院長は咳嗽診療のスペシャリストで、講演会、論文を多数発表。咳に関する教科書とされている『咳嗽・喀痰の診療ガイドライン(一般社団法人 日本呼吸器学会 発刊)』の2019年版「咳喘息」の項で、世界中から集められた45論文のうちの1つとして、院長が手掛けた論文が選ばれています。

咳嗽・喀痰の診療ガイドライン

長引く咳でお困りの方へ

咳(せき)は西洋・東洋問わず、世界中で患者さんが医療機関を訪れる頻度の最も高い症状の一つです。

咳の原因は、自然に治ってしまう普通の「かぜ」から死に直結する心臓病、肺癌まで様々です。原因が死に直結しない疾患であっても、咳をすることは大きなエネルギーの消費となり、患者さんのQuality of Life(生活の質)の低下は著しいものです。咳のために夜間の睡眠が妨げられたり、仕事の効率が悪くなったり、周囲の人に不快感を与えたり、またそのことが気になりストレスを感じる人も少なくないはずです。

短期間(1~2週間程度)で治ってしまう咳ならあまり気になりませんが、何週間も咳が長引くと、それから早く解放されたい一心で医療機関に来られます。胸部レントゲン写真や胸部の聴診で異常所見が認められる場合の咳の原因診断は比較的容易ですが、これらの異常を認めない場合の診療は容易でありません。特に一般臨床医(開業医や一般病院の勤務医)はもちろんながら、呼吸器の専門医でも診断に困るケースが多いとされています。

新型コロナウイルス感染症後遺症と咳嗽

新型コロナウイルス感染症の後遺症(以下、コロナ後遺症)については2020年7月頃より欧米から疫学報告が散見されています。わが国では2021年6月に厚生労働科学特別研究事業「COVID-19後遺障害に関する実態調査(中等症以上対象)」の中間報告において、入院時と3か月後における咳嗽を自覚している方の割合が報告されました。入院後3か月経過しても咳嗽を自覚しておられる方が11.1~34.1%認められており、コロナ後遺症としての咳によりQOL(生活の質)低下を来たし、社会復帰の妨げになっている可能性があります。
コロナ後遺症については解明されていないことが多く、根本的な解決方法はまだ見つかっていません。

一方でコロナ後遺症と思っていたら、実はコロナ前に罹患していた咳喘息や気管支喘息が感染を契機に病状が悪化したことを患者さん・主治医ともに気付かずに、コロナ後遺症と思い込んでいるケースもあるようです。

新型コロナウイルス感染症と激しい咳を伴う喘息:詳しくはこちら

新型コロナウイルス感染症と咳喘息:詳しくはこちら

必ずお読みください

お知らせ

2025/7/14
【お盆休みのお知らせ】
8月13日(水)~15日(金)まで休診させて頂きます。
12日(火)、16日(土)は通常通りです。
2025/5/26
【診療時間・受付時間変更のお知らせ】
5月26日(月)より、診療時間・受付時間が変更になりました。

午後診の診療開始時間が早くなりました。
17:00~19:00 → 16:00~19:00(受付は16:00~18:40)

土曜日の診療時間が長くなりました。
9:00~12:00 → 9:00~12:30(受付は12:00迄)
2025/5/1
【思春期喘息・移行期医療について】
気管支喘息(喘息)ページに「思春期喘息・移行期医療」を追加しました。
また対象患者さんの年齢を15歳以上から13歳以上(中学生以上)に引き下げましたので、お気軽にご相談ください。
 詳しくはこちら >>
2023/2/25
【オンライン資格確認システムの導入について】
当院は、マイナンバーカードによるオンライン資格確認システムを導入しています。(但し、利用に際しては事前に患者さんご自身で、マイナンバーカードによる健康保険証利用申し込みが必要です。)
尚、当院はオンライン資格確認を行う体制を有しており、より質の高い診療を行うため、マイナンバーカードの保険証の利用等を通じて診療情報(受診歴、薬剤情報、特定健診情報等)を取得し活用しています。
マイナンバーカードは、院内に設置しているカードリーダーにカードをかざしていただくことで、すぐに医療保険の資格確認ができ受付での手続きがスムーズになります。
尚、従来通り、健康保険証をご提示いただいての受診も可能です。
2022/8/31
【英論文採択のお知らせ】
英論文が2022年8月に採択され、PubMedに掲載されました。
院長はクリニック単独研究あるいは神戸大学医学部附属病院呼吸器内科との共同研究を行い、その成果が認められ、 2020年秋~2022年夏までに7つの英論文が採択されました。
いずれも世界約70カ国、約5,000誌以上の文献を検索できる、医学・生物学文献データベースのPubMedに掲載されています。
コロナ禍ですが、これからも最新でより良い喘息・COPD診療が提供できるように日々頑張って参ります。
詳しくはこちら >>
2022/3/7
【抗体検査】
「気付いてないけど、新型コロナウイルス感染症にかかったことはあるのかな?」
最近では保健所から感染者へ「感染者の同居家族においては無症状ならPCR検査は要らない」と連絡があります。
そのため、無症状でも感染している方が多く存在していることが推測されます。
当院ではS抗体検査(ワクチン後の抗体量チェック)、N抗体検査(既感染のチェック)を行っております。
なお、抗体が十分に発現するには感染してから約2週間を要するので、心当たりのあった症状発現やイベントから2週間以上空けてから検査を受けることが望ましいです。
詳しくはこちら>>
2021/8/19
【新型コロナウイルス抗体検査についてのお知らせ】
新型コロナウイルス抗体量検査を行っております。(予約不要)
 詳しくはこちら >>
2021/2/26
【気管支喘息(喘息)に関するのお知らせ】
気管支喘息(喘息)ページに「吸入療法を効果的に行うために」を追加しました。
 詳しくはこちら >>
2020/3/7
【喘息(ぜんそく)患者さまへ新型コロナウイルス感染に関する重要なお知らせ】
一般社団法人 日本アレルギー学会から(2月14日付)発表された「新型コロナウイルス感染における気管支喘息患者への対応Q&A(医療従事者向け)」の中で、以下のように述べられています(一部抜粋)。
(問1) 気管支喘息は重症化のリスク因子となりますか?(答え) 喘息患者が新型コロナウイルス感染症に罹患した場合、喘息増悪をきたし、それに伴って呼吸不全が重症化する危険性が考えられます。
(問2) 気管支喘息患者で感染前にどのような対応が必要ですか? (答え) ウイルス感染による気管支炎が生じると、重症化するリスクが高いと考えられます。 従って、気管支喘息患者では気道炎症を抑えるために、吸入ステロイド薬等の長期管理薬による日頃からのコントロールが重要です。
2020/1/30
【喘息治療薬の全国web講演会で講演しました】
レルベア web講演会 ~24-hour world 良好な喘息コントロールを実現するために~(2020年1月23日(木)) に神戸大学医学部附属病院 呼吸器内科 教授 西村善博 教授とともに出演し、講演しました。視聴者は全国約3,000名でした。
2019/9/27
【喘息研究会で講演しました】
プライマリケア医の為の喘息セミナー(2019年9月26日(木);ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド) にて、「最近の咳喘息診療について~診療所における症例提示を交えて~」を講演しました。(座長:神戸大学医学部附属病院 呼吸器内科 教授 西村善博 先生)
2019/8/5
【第18回 MostGraph 臨床研究会に参加】
第18回 MostGraph 臨床研究会(2019年8月3日:ステーションコンファレンス東京)に参加しました。(喘息やCOPDの診療に使用されている呼吸抵抗検査装置(MostGraph:チェスト株式会社)に関する研究会で、全国から呼吸器専門医が参加する年2回開催の研究会です。)
2019/2/10
【Meet the Expert in KYOTOに参加】
Meet the Expert in KYOTO(2019年2月8日:京都)に参加しました。エアロゾル療法と吸入薬の世界的な権威のDr. Ommar Usmaniを特別講師に迎えて開催された喘息研究会で、関西圏から選抜された呼吸器専門医が参加しました。
2018/10/21
【第20回日本咳嗽学会学術集会に参加】
第20回日本咳嗽学会学術集会(10月20日:東邦大学医療センター大森病院(東京都大田区))に参加しました。(日本咳嗽学会は全国から咳嗽専門医が一堂に会する年1回の学会です。院長は過去第1回、第16回に演題発表しました。)
2018/10/7
【喘息研究会で講演しました】
Scientific Exchange Meeting in Osaka GP 2018(2018年10月6日(土);ヒルトン大阪) にて、「患者に合わせた咳嗽診療~診療所における長引く咳の診療方法とその実際~」を講演しました。
2018/7/14
【肺炎球菌ワクチンについて講演しました】
兵庫県肺炎球菌ワクチンセミナー(2018年7月12日(木);ホテルオークラ神戸) にて、「当院における肺炎球菌ワクチン推奨と接種の実際」を講演しました。
2018/4/21
【製薬会社で講演しました】
杏林製薬株式会社 社内研修会(2018年4月19日(木);神戸) にて、「フルティフォームの気管支喘息に対する情報提供について」を講演しました。
2018/2/26
【市民講座で講演しました】
第24回「アレルギー週間」市民公開講座(2018年2月25日(日):兵庫県民会館11階パルテホール) にて、「長引く『せき』からの早期解放を目指して!~せき喘息など原因の見極めが重要です~」を講演しました。
2017/10/31
奥さま手帳2017年11月号の特集ページ「クリニックファイル」長引くセキについてのQ&Aに、院長が回答しました。
詳しくはこちら >>
2017/9/29
【喘息研究会で講演しました】
「第2回 これからの喘息治療を考える会」(2017年9月28日:加古川商工会議所)にて「咳嗽診療について見直しませんか?~咳喘息を中心に~」を講演しました。加古川市内およびその周辺地域における喘息診療に対して熱心な開業医・勤務医の先生方が多数参加されました。講演後、演者、座長、会場の医師の間で活発な議論があり、大盛況でした。
2017/7/28
【内科研究会で講演しました】
「第15回東灘平成内科倶楽部」(2017年7月27日:ホテルプラザ神戸)にて
「咳嗽診療における最近の話題~咳喘息と胃食道逆流症について~」 を講演しました。
東灘区で勤務しておられる内科医にお集まり頂き、活発な討論が行われました。
2017/7/7
【製薬会社 社内講演会で講演】
2017年7月6日:武田薬品工業株式会社 神戸支店 神戸営業所で開催された社内講演会で、「咳嗽診療から考える胃食道逆流症~咳喘息との関連を中心に~」を講演しました。
2017/6/5
【喘息研究会に参加】
2017年6月1日:ANAクラウンプラザホテル神戸で開催された 「第2回呼気NOについて考える会」に出席しました。
「パネルディスカッション(座長:深堀 隆 先生)」のパネリストとして、院長が保澤 総一郎 先生(広島アレルギー呼吸器クリニック 院長)、大西 尚 先生(明石医療センター 副院長)とともに討論に参加しました。
喘息に興味をもっておられる医師が多数参加し、大盛況でした。
2017/3/2
【神戸市東部認知症連携協議会 運営委員会に出席】
2017年3月2日:六甲アイランド甲南病院内で開催されました「第2回 神戸市東部認知症連携協議会 運営委員会」に出席しました。
①「認知症初期集中支援事業」、②「改正道路交通法(高齢者対策)」(3月12日施行)など様々な議題について議論しました。
2017/2/20
【喘息検査機器:新機種導入のお知らせ】
呼気NO濃度測定検査が新機種に変わりました。
これまで以上に検査が受けやすくなりました。気管支喘息のページをご覧ください。
2017/2/10
【製薬会社 社内勉強会で講演】
2017年2月9日:杏林製薬株式会社 神戸第一営業所で開催された同社社内勉強会で、演題「喘息における最近の話題~咳喘息を中心に~」を講演しました。
2017/2/6
【認知症サポート医研修会に参加】
2017年2月4日:兵庫県立のじぎく会館で開催された「第6回神戸市認知症サポート医等フォローアップ研修」に参加しました。
2017/2/3
【内科研究会に参加】
2017年2月2日:ホテルプラザ神戸で開催された 院長が代表世話人を務めている「第14回東灘平成内科倶楽部」に参加しました。
特別講演「高齢者糖尿病治療のポイント」 演者:東神戸病院 内科 大槻智子 先生
2016/12/10
【兵庫県内科医会に出席しました】
2016年12月10日「兵庫県内科医会:内科領域に関する保険懇談会」に出席しました。①内閣府規制改革会議より指摘されている“審査”について、②在宅医療について、③いろいろと規制がつけられてきている投薬等の適応について など懇談が行われました。
2016/11/17
【喘息研究会(小野市)で講演しました】
「北播磨 喘息を勉強しよう会」(2016年11月17日:小野市うるおい交流館エクラ)にて「症例から学ぶクリニックにおける咳嗽診療~咳喘息を中心に~」を講演しました。小野市・三木市・加西市など北播磨地域の喘息診療に対して熱心な開業医の先生方が多数参加されました。
2016/11/3
【ひがしなだふれあいフェスタ2016に出務】
ひがしなだふれあいフェスタ2016(主催:東灘区役所・社会福祉法人 神戸市東灘区社会福祉協議会:11月3日;住吉公園)「COPD健康相談」に東灘区医師会からの要請で出務しました。肺年齢を測定し、健康相談により禁煙外来へつなげるCOPDへ至るリスクを軽減する目的で実施され、好天のもとで盛況で終了いたしました。
2016/10/29
【第18回日本咳嗽研究会に参加】
第18回日本咳嗽研究会(10月29日:KKR京都くに荘)に参加しました。(日本咳嗽研究会は全国から咳嗽専門医が一堂に会する年1回の研究会です。院長は過去第1回、第16回に演題発表しました。)
2016/9/30
【喘息専門医が集う講演会で講演しました】
Scientific Exchange Meeting in Kobe 2016(2016年9月30日:ラ・スイート神戸)にて「咳嗽・喘息診断におけるFeNO検査の活用の現状と課題」を講演しました。(総合座長:神戸大学医学部附属病院 呼吸器内科 特命教授 西村善博 先生)
2016/9/25
【認知症サポート医養成研修 修了】
平成28年度 第3回認知症サポート医養成研修(厚生労働省 地域医療支援事業)(9月24日~25日:国立京都国際会館)を修了しました。

ページの先頭に戻る