神戸市東灘区御影中町1丁目8-3
2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症は感染症法の2類相当から5類に引き下げられましたが、感染力の強さを維持しているため、引き続き注意が必要です。また、感染時の重症化(死亡)リスクの観点より、高齢者や基礎疾患をお持ちになっている方が多く集まる医療機関内では特に注意が必要です。
2023年4月14日に厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部から、発症後3日間は感染性のウイルス排出量が非常に多く、5日間経過後は大きく減少することから、特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことに注意が必要であることが報告されています。
また、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードに提出された分析結果や諸外国の事例を踏まえ、発症後5日を経過し、かつ、症状軽快から24時間経過するまでの間は外出を控えていただくとともに、その後も10日間が経過するまでは、マスク着用やハイリスク者との接触は控えていただくことが推奨されています。
以下の場合は連絡なしでの直接当院への受診はお控えください。
可能な限り、来院前にお電話でご相談ください。
※事前にお電話を頂くと、直接来院するより受診後の待ち時間が短くなることがあります。
※新型コロナウイルス感染症の疑いがある(感染者を含む)場合は、診察までの待ち時間を院外でお待ち頂き、発熱診療スペースへのご案内を検討させて頂きます。
※ご希望や必要に応じて、新型コロナウイルスの検査(抗原検査)を検討させて頂きます(要予約)。
待合室でお待ち頂いている患者さまならびに職員の健康と安全に配慮する目的のため、何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い致します。
院内感染リスクを出来る限り減らし、患者さまに安心して通院して頂き、より良い診療を提供する環境を整えています。
通常診療エリアと発熱診療エリアを入口から完全に“空間的動線分離”しており、待合室における患者さま同士の感染確率を可能な限り減らします(通常診療患者さまの安心/安全を確保)。(コロナ感染が疑われる)患者さまは完全予約制で対応。
受付から診察までの待合室での待ち時間を短縮するよう努力致しており、受付後の一時外出が可能です(診察の順番がまわって来る前に電話でお知らせします)。
※月末(25日以降)は受診される患者さまの数が多い傾向にあります。密集回避のため、可能な方は月末以外の受診をお勧めします。ご協力のほど宜しくお願い致します。
院内通常診療スペースに設置している全8台の換気扇を常時稼働しています。また換気強化のため、診察室・待合室・検査室の窓を常時開放しております。
※なお、悪天・強風・寒い日などは、窓の開放を最小限にして換気扇メインで対応する場合もあります。
さらに、空気の循環をより良くするため一部でサーキュレーターを併用しております。
スタッフが体調不良の場合は早めに休みを取り、自宅療養することにしております。
患者さまが安心して診療を受けて頂けるように、感染対策を万全にして診療しております。
一般社団法人 日本アレルギー学会より(2020年2月14日付)発表された「新型コロナウイルス感染における気管支喘息患者への対応Q&A(医療者従事者)向け」の中で、以下のように述べられています(一部抜粋)
新型コロナウイルス感染症に罹患した際に重症化するとされている危険因子に呼吸器疾患が挙げられています。上記のようにすでに学会からの勧告がでています。咳喘息や咳優位型喘息も気管支喘息と同様の扱いで日頃からの咳症状コントロールが重要と考えます。一般的に咳喘息患者さんの3割が気管支喘息に移行することが広く知られています。
特に秋冬は季節性インフルエンザウイルス感染を代表とする様々な呼吸器感染症が流行する季節です。喘息の悪化の原因で最多とされているのが、呼吸器感染症の罹患です。
呼吸器感染症対策(マスク着用・手洗い/うがい・アルコール消毒など)とともに定期薬(吸入ステロイド薬など)を毎日忘れず服薬することで病状を安定させることが重要です。
吸入ステロイド薬が新型コロナウイルスワクチンの抗体価に与える影響に関する研究を神戸大学病院と共同で行い、抗体価を下げない(ワクチン効果に不利益を与えない)ことが明らかとなりました。(2022年8月)
新型コロナウイルス流行期でも吸入ステロイド薬による適切な喘息管理は重要であり、安心して吸入ステロイド薬による喘息治療を継続することが出来ます。
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