神戸市東灘区御影中町1丁目8-3
医療法人社団健保会 なかじま内科
院長 中島 健雄
幼少期に“小児喘息”を患い、息苦しさや咳などの呼吸器症状を経験しました(苦しくて朝まで寝られなかったこと、咳が止まらなくて苦しんだことなど…)。その辛さを体験したからこそ、患者さまの身になって医療に携わりたいと思い、“医師“を目指し、そして医師になってから“呼吸器・アレルギー専門医”を目指しました。
現在も、初心を忘れず患者さまに寄り添った診療を可能な限り行っております。
大学卒業後(1994年)から2007年まで神戸大学医学部附属病院を代表とする大病院や神戸労災病院などを代表とする市中病院で「一般内科医」「呼吸器内科医」として日常診療および臨床研究に携わってきました。特に“長引く咳”、“気管支喘息”、“咳喘息”などの呼吸器・アレルギー疾患分野においてハイレベルな診療を提供してまいりました。
また、2008年以降当院で診療を開始してからも、患者さまに提供させて頂いている医療におけるデータを科学的根拠としてまとめることが重要と考え、神戸大学医学部附属病院呼吸器内科と共同研究を行い、その成果が認められ、これまでに多くの英論文が採択されています。
地元の公立小・中学校出身で、医師になって勤務医の頃もほとんどの時間を神戸の地で過ごしました。父が開業したクリニックを継承したこともあり、神戸市内の内科分野はもちろんですが、その他の様々な専門分野(例:脳神経外科、整形外科など)の専門医とのつながりを大切にし、病診・診々連携をスムーズにしております。また、前述の専門性を求めて、西は姫路、東は大阪、北は丹波地域、南は淡路まで広範囲から患者さまが通院しておられます(2023年5月時点)。
これからも東灘区内の「地域医療」および神戸市内外に関わらず「呼吸器・アレルギー専門医療」に貢献できればと考えております。
最近開業された先生方の中には専門性ばかりを打ち出しているケースが多い中で、もちろん当院でも専門分野(呼吸器内科、アレルギー科、循環器内科)が充実しておりますが、まずは開業医とはどのような位置づけなのかを再認識してみました。それは、「かかりつけ医」という言葉に集約されるように、病院のように敷居が高くなく、医療のことに関しては何でも相談できる場所であるべきだと考えました。当院では開業以来「かかりつけ医」を実践しており、そしてこれからも大切にしたいと思っております。当院では訪問診療を行っており、国が掲げている「在宅診療」にも対応しております。
また、都会の内科開業医は幸いなことに同地区に小児科・外科・整形外科など他分野を専門にされている先生方がおられますので、過疎地の内科開業医のように小児科も外科も兼務しなければならない医療体制ではありません。そのため、本来の専門分野である“内科”という分野に集中して携われます。
以上の“状況”と院長が「一般社団法人日本内科学会認定 総合内科専門医」という理由で「内科のかかりつけ医」をテーマに『なかじま内科』という名称になりました。